08年3月高尾山(2)
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丁度一週間前、友人のA君が亡くなった。
僕を含め友人達はよく知らなかったのだが、半年間の闘病生活の後のことだった。
彼は僕より少し若くてまだ40代後半だった。会社の同期入社で気が合った。
僕が結婚してからも家に遊びに来てくれた。
転勤で職場が離れてしまい最近は会っていなかったが、10年ほど前まではスキーや登山によく一緒に行った。
仲間3人で秋の北アルプスを登り、北穂高の小屋で彼の持参したチェコ製のえらく強い酒をご馳走になったことや
二人で夏の飯豊に登り台風で梅花皮小屋に閉じ込められたことなどが懐かしく思い出される。
浄土平の吾妻小舎に最初にスキーに行ったのも彼とだった。
今思えば、僕の誘いにはいやとは言わずよく付き合ってくれたのだ。
彼は大学時代にオリエンテーリングを始め、就職後も休暇を使って海外遠征に行った。
北穂高の小屋で、ソビエト崩壊直後の東欧から間一髪で脱出した話を聞きながら、深夜チェコ土産の酒を酌み交わした。
出たとこ勝負で大胆なようでいて、アクシデントにも冷静沈着で、山の地形を読むのも僕よりよほど上手かった。
若い頃から北欧が好きで、何回か行ったらしい。
ロシアにも友人がいて、カラフトにスキーをしに行かないかと誘われたこともあった。
実現はしなかったが、もし彼がずっと元気でいたらそのうち一緒に行けたかも・・・などと思う。
最初の写真は北アルプスの剱岳に登った時のもので、剱沢のテント場でのもの。
この時の彼は数日前に腰を痛めており結局剱岳には登れなかったのだが、テント場までは一緒に来てくれたのだった。
A君は僕ら夫婦にとっても忘れられない友人です。ご冥福をお祈りします。
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